PROFILE

◆◇◆ あべこう一(阿部浩一)◇◆◇

 

PHOTO:Kazuyo Kitagawa

あべこう一(阿部浩一)
1976年1月山口県生まれ。中学生だった90年より歌をつくり始め、書店員として勤務しながら山口や福岡を拠点に活動。バンドやユニットのヴォーカリストなどを経て、2000年代後半からはソロとして東京のライブハウス『下北沢LOFT』を中心にギター弾き語りでの活動を主に展開中。作品集に『東京実験』(12年)、『夏に消えていく』(13年)など。

 

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■音楽遍歴
 90年(14歳)より、歌を作り始める。楽器に強い関心はなかったが、伴奏くらいあったほうがよいだろうと思い、ギターを手にする。90年代はバンド活動などにあこがれつつも、当時は貸しスタジオやライブハウスなどほとんどなかった地元で、ひたすら歌を作り貯めていく日々を過ごす。その頃は会議用のテープレコーダーに録音して残すスタイル。後に4トラックのカセットMTRやシーケンサーを購入し、それまでの鼻歌と弾き語り中心の曲作りが、それらの機材で大きく変化し始める。

 98年、初めてのバンド「ダダ星人」を結成。バンド名は中原中也のダダイズムと、ウルトラ怪獣のダダから。同バンドとしては、地元レーベルからCD-R作品をリリースしている。その後、2000年代に入ってから、さまざまなバンドやユニットのメンバーとして、また、ギター弾き語りでのソロシンガーとして、山口県や福岡県でライブ活動を展開する。

2006年に山口から東京へ拠点を移す。翌年から老舗ライブハウス「下北沢ロフト」へ、ギター片手に不定期で出演を続けるようになる。以後、都内のさまざまなライブハウスやイベントにも出演する。12年に初のCDアルバム「東京実験」、13年に「夏に消えていく」を制作してリリース。09年、インターネットラジオ アワプラジオの立ち上げに参加。コミュニティーFM局の番組や独自番組の制作にもたずさわる。
 
■好きな音楽について
 小学3年生のとき、両親が所有していたエルヴィス・プレスリーやレイ・チャールズ、ビートルズなどのレコードを聴いて音楽好きとなる。その後、ラジオの聴取やエアチェックに熱中する。中学生のときに最も好きなバンドであるゴダイゴの音楽に出会う。特に70~80年代のフォーク・ニューミュージックを好む。